マナー教室

マナー教室
平成28年5月28日(土)
開催場所:丸岡福祉会 もみじ保育園
参加者数:計61名(青年部10名、親支部等51名)

行事内容

 挨拶やお茶お菓子の頂き方、立居振舞などお茶の体験を通じて、基本的な礼儀やマナーを身に着け、落ち着いた心身を養って頂くことを目的とする。

 最初に児童に盆略点前をみてもらい、太子像に献茶する。点前について説明する。その後、挨拶の稽古等、マナー指導、呈茶を行う。年長児、年中児に分かれ呈茶を行った。最後に拝見タイムを作り、児童を4グループにわけ、①床②設え③点前座④抹茶・菓子をローテーション、会員の解説付きで見学してもらう。終了時に、児童に対し記念のメダル(青年部会員手作り)を贈呈し、園児からはお礼の歌を頂き、交流する。
マナー教室

所感

 例年秋開催のところ青年部の事情により春開催となり、園より年少(3歳児)の参加を見送りたいとの連絡があった。年少児の参加を促したものの、園としては”無理に参加せず、年中児、年長児に適した内容にして欲しい”との要望があった。そのため、当日の進行状況をみて拝見タイムを設けることにした。
 当日は、スムーズに呈茶が終了し、園児には各コーナーを見学してもらった。園児は、青年部会員の話を積極的な“こどもだからわからない”は、大人の思い込みであり、どんどん吸収できるのが、子どもだということを改めて実感しました。園の先生方には、”年少児も参加できる秋開催とは別に、今回のような形も有意義である”と喜んでいただくことができました。もみじ保育園は、茶道を含む日本文化の学びに積極的な印象を受けます。
 園からは、年少児も含めた秋開催も検討して頂けないかとの依頼をうけたため、秋の開催についても検討したいと思いました。また、春開催としてもとても有意義な内容になると実感し、来年度は春や秋の開催について検討したいと思います。

 本行事を行うにあたり、準備会を2回開催しました。時間のない方も多く、また行事当日に参加できない方も関われる工夫として、支部の研究会で会う会員にメダルや設えの作成をお願いしました。また、会員の方から研究会に参加するときに協力をしたいとの申し出もあり、会員の協力に感謝いたします。

 今回初めて、子供茶道教室の補助金申請を行いました。来年も申請をしてより充実した内容を計画していきたいと思います。