愛宕坂夜桜茶会

平成30年4月14日(土)
開催場所:福井市愛宕坂茶道美術館 茶室 尚庵
参加者数:計68名(青年部11名、その他57名)

行事内容

福井市の文化事業の一環(主催者趣旨 愛宕坂灯りの回廊に合わせた福井市とのタイアップ行事)。来庵される方に薄茶一服差し上げ、春爛漫の夜を楽しんでいただくことを目的とし行いました。
スケジュール:10:00集合・準備、14:30 準備席とし会員で予行練習し、15:20から4席行いました。
1席45分で実施。お客様が待合から本席に立つ祭に、寄付に荷物をもっていって頂き、そのまま帰れるように動線を考えました。そのため、前席の方が席入り中に次席の方を待合にご案内できました。
例年受付は美術館ロビーで行っていますが別イベントと重なり、茶室への通路でに行いました。
茶席のテーマは「花の宴」とし、設えを考えました。エントランスに醍醐花見短冊・絵巻本・桜の切り紙を飾り、寄付の床に桜の紋切りを飾りました。待合には「優遊涵泳」の色紙をかけ、お猪口で甘茶をお出ししました。

所感

本格的な四畳半の茶室にて夜にかけての茶席で、炭の扱いもでき、とてもよい経験となりました。
施設側のご好意で、午前中から準備が出来たため準備席を設けリハーサルができ良かったです。当初は、寄付を使わない予定でしたが、当日動線を確認して使うことに変更し、お客様を随時待合にご案内できたのでよかったと思いました。
お茶碗は桜の茶碗を使用し、お客様から「沢山集まってすごい、ここでお花見ができますね。」と、席中でも話が弾み、会員のみなさんの協力を頂き桜の茶碗を集めることができよかったです。お客様に、飾りつけの桜の紋切りをお帰りの際に一つ持ち帰り頂けることを伝えると、どの桜にするか真剣に選ばれており、好評を得えていたと思います。
会場の都合で、21時完全撤収ということで、後片付けに追われ終礼ができなかったのが反省点です。荷物をのせる車は片付けに入る前に会場近くに移動しておくとスムーズに撤収できると思いました。
活動全体としては、会員の方の機転もあり、スムーズに運んだと思います。