青年部体験茶会

青年部体験茶会
平成27年11月15日(日)

開催場所:こまつ曳山交流館みよっさ
参加者数:計61名(青年部13名、親支部8名、その他40名) 

行事内容

来年の地区大会において青年部と学校茶道が共同で席を持つことになっており、そのプレイベントとして学校茶道の生徒さんに青年部の行事を体験してもらうとともに、支部の先生方にも青年部対象年齢のお弟子さんを連れてきていただき、青年部のことを知っていただくため、立礼席でのおもてなしをした。

 目的:地区大会に向けて少しでも学校茶道と青年部の交流を図る。
    立礼による茶会をし、これまでお点前などの経験がない会員にも点前を体験してもらう。
    立礼席によるお茶会の時の動線やレイアウトなどを学ぶ。

1席目は学茶の先生および生徒さん、顧問の先生を青年部がおもてなしをし、2席目と3席目は学茶の方にもお水屋およびお運びを青年部と一緒にやっていただき、支部の先生方とお連れのお弟子さんのおもてなしをした。

青年部体験茶会

所感

 石川南青年部は学校茶道と交流をしたことが今までになく、地区大会に向けて学茶との交流・関係確立が急務である中で手探りでのお茶会開催となった。学校茶道と行事をするときは事前申請や学校との調整など手続き関係に時間がかかる結果となり、当初予定したほどの学校数の参加もなく、参加学生さんも少なかった。その中で参加してくれた学校茶道の生徒さんたちは普段からお稽古がしっかりされているらしく基本動作については、問題なくお手伝いいただけたと思います。

 会場の雰囲気などは実際に祭りで飾られる曳山をバックにお点前ができたこともなり、雰囲気のあるお茶会となった。先生方も雰囲気を楽しんでいただけたようでした。

 反省としては、もう少しスピーディに学校茶道との連絡などが取れるようにしないと、思うような共同行事が行えないと感じたことと、事前の打ち合わせ時間を取るとよかったことと、青年部から学茶への指示はもう少しはっきりと明確な形でする方がよかったということです。

 思ったほど学茶との交流を図る体験茶会にすることはできませんでしたが、それでも来年の地区大会に向けて、最初の共同行事が開催できたことはよかったと思います。

 また、地区帯のプレイベントとしては課題の顕在化ができたことは大きな成果でした。見えた課題については、来年の地区大会までにいろいろな方法で解決を図りたいと思います。

 また、今回は立礼で薄茶一服という気軽なお茶会にしたため、先生同伴でなくても支部の先生方からお声をかけてくださったお弟子さん同士で来られている同世代の方もいらっしゃって、お席の合間などに青年部について少しお話ができたこともよかったと思います。会員につながればなおよいと思っています。
青年部体験茶会