関東第二ブロック研修会 参加報告

ブロック間交流レポート 関東第二ブロック研修会

北陸信越ブロック/石川南青年部 行松明美

6月30日と7月1日の2日間、関東第二ブロック研修会に参加させていただきました。日本1の気温を競う甲府とだけあって、とても暑くて溶けそうな2日間でした。北陸信越ブロックから1名の参加で、他ブロック間交流全体として参加は9名でした。今大会のテーマは『傳』つたえる。

総本部報告として長谷川様からいろいろなご報告やお話しがありました。
大宗匠95歳になられた現在も精力的に世界中を飛び回っておられるそうです。
宗家研修は改修工事のため2020年の6月の完成予定までお休みとなるそうです。
役員選考委員会についてもお話しがありました。親支部と青年部で協議して決定する。45歳までが望ましいというのはガイドラインであり、なってはいけないわけではないとお話しにありました。
青年部の将来を考え、活動しやすい環境づくりが大切で、1度入会した会員さんを辞めさせない努力も必要だそうです。

全国委員会助言では山本嘉子総括幹事の心にしみるお話。東北の震災のこと、ご自身に起こった最近の出来事とのお話が重なり合っていて、自分としては寄り添って理解しているつもりでもいても、実際に同じ境遇にならないと理解できていない部分が大きかったことなど心に響くお話し内容でした。

研修Ⅱでは佐山宗準先生による茶の湯の手紙講義ならびに実技。
茶の湯をするにあたってのお手紙の書き方などの講義を受けました。あらためて、決まり事が多いことに気づかされました。巻紙を実践で書いてみましたが、決まり事に気をつかいながらはとても難しく感じました。
次回からの巻紙は教えていただいた決まり事にも注意を払いながら挑戦してみようと思います。

分科会では各グループ分けされていた各グループで、それぞれに『傳』のもとにお題をいただいて、話し合いをしました。みんなそれぞれに共有できる起こりうる出来事についてのディスカッションは盛り上がりました。
はじめてあっただけなのにすぐに仲良くなれるお茶のパワーはやっぱりすごいですね。

懇親会では各青年部のPRがあったり、余興があったり、ブロック間交流の紹介があったりと盛りだくさんのあっという間の懇親会でした。
懇親会のあとはナイト呈茶でのおもてなしや2次会もあり懇親を深めることができました。
2日目はお茶会でした。知新会席、ブロック席、山梨青年部席の3席を回らせていだたきました。
どのお席も素晴らしくて、幸せな気持ちいっぱいになりました。

関東第2ブロックとのブロック間交流に参加させていただき、『傳』をテーマの研修の中で、先生方や先輩方や他の青年部のみなさんのお話をお伺いする機会は青年部活動にはとてもプラスであると思いました。地元の青年部でこの研修で得た宝物をみんなに『傳』して共有します。
このようなステキな研修会を企画運営くださった吉原ブロック長はじめとする関東第2ブロックのスタッフのみなさま、お世話くださった北陸信越のブロックスタッフのみなさまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。