子どもお茶を楽しむ集い(石川支部白山青年部)


平成24年8月26日(日)
開催場所:いしかわ子ども交流センター
参加者数計:93名


行事内容
いしかわ子ども交流センターに来場した子どもたちやその家族を対象に、気軽にお茶に親しむ機会を提供することを目的に開催する毎月恒例の行事で、石川支部内の青年部が持ち回りで担当しています。
白山青年部が担当させていただいた今月は、お茶の感謝や思いやりの心を子どもたちに伝えるために、お席中での言葉に注目し、実際に「お先に」や「頂戴します」といったあいさつ言葉を掛け合うことを大切に、お茶とお菓子を召し上がって頂きました。
また家でも気軽にお茶を楽しむきっかけになればと、時間に余裕のある参加者には、「茶筅振り」と「折り紙でつくるミニ菓子器」の体験コーナーを楽しんでいただきました。

所  感
【本席】
お茶席でのあいさつの言葉は、「お先に」や「頂戴します」など、どれをとってもお茶がもつ相手への思いやりや感謝の心を表すものです。お席では聞き慣れた言葉も、はじめの子どもたちには分かりにくいこともあろうかと、フリップを用意してみました。耳と目から入った言葉を、その場で言ってみる、という一連の体験は、子ども達、また大人にとっても理解を助けるものとなったようです。
【体験コーナー】
「折り紙で作るミニ菓子器」と「茶筅振り」との2つの体験コーナーを設けました。本席では和紙で折った器を、干菓子器として用いたため、自分でも作ってみたり、家族と点て合ったお茶を飲んでみたりと、家でもお茶を楽しんでみるきっかけになればと存じます。

当日は、夏休み最後の日曜日とあって、多くの家族連れが同センターを訪れており、「お茶を楽しむ集い」の参加者も93名に上りました。お茶は初めて、というご家族も多かったようですが、少しあらたまってあいさつを交わし合う様子はほほえましくもありました。
折り紙の朝顔や、切り紙の昆虫が飾られた葦簀の設えにも子どもたちの注目が集まり、ご好評をいただきました。会員の子ども達も、お運びに、折り紙先生にと活躍してくれました。この「集い」がそれぞれにとって夏休みのよい思い出となればこんな嬉しいことはありません。