第73回金沢市工芸展呈茶

第73回金沢市工芸展呈茶
平成29年3月1日(水)~6日(木)
開催場所:名鉄エムザ 8階催事場
参加者数:1427名(青年部66名 その他1361名)

行事内容

金沢市工芸展では、現代生活に適した工芸品を探求するために、伝統的技術を生かして創作された、幅広い分野の工芸作品を金沢市工芸協会会員および一般から公募して展示紹介されます。市民の批評を求めるとともに品質の向上、意向の研究に役立ち、金沢市の工芸の振興に貢献することを目的とした展覧会です。
石川青年部は6日間にわたり、会場内に設けられたお茶席で、金沢市工芸協会会員の作品をお借りし、お茶を通して振興のお手伝いをさせて頂きました。
第73回金沢市工芸展呈茶

所感

今年の金沢市工芸展のお茶席は、例年と異なり立礼席でした。レイアウトや動線が変わったことで、毎日試行錯誤でしたが、その分みんなで意見を出し合ったり、工夫したりとコミュニケーションを取ることができ、連帯感も高まったと思います。
お客様の中には一般の方も多く、お道具について、熱心に尋ねてこられる方やこちらより詳しい方もいらっしゃって、工芸やお茶への関心の高さを感じました。また、一服飲まれた後に、にこやかになる方もいらっしゃって、その表情に励まされました。
毎年ある行事ですが、多くの作家さんの作品をお借りしてお点前させてもらえることや、百貨店の中で一般市民の方も含め、大勢のお客様をおもてなしすることは、青年部に入っているからこそできる経験だなと、今回この行事報告書を書くにあたり、改めて思いました。今年もこの行事に参加できたことに感謝し、これからの青年部活動に活かしたいと思います。