佐渡てらこや ~茶道ワークショップ~

佐渡てらこや ~茶道ワークショップ~
平成27年7月25日(土)
開催場所:真言宗 豊山派 長谷寺
参加者数:計43名(青年部13名、小学生30名)

行事内容

小学4年生~6年生を対象に盆略点前デモンストレーション、抹茶点て体験

所感

佐渡青年部では、茶道ワークショップは初の試みでしたので、手探りながらもどの程度小学生に説明するか、また 楽しんでもらえるか皆で相談しながら構成を決めて行きました。

1部:盆略点前デモンストレーション
説明を付けながら実際の茶会の様子を見てもらいました。茶道経験がない生徒が殆どでしたので、初めてで慣れない空間ということもあったのか騒ぐ事無く、興味深くデモンストレーションを見学していました。

2部:お菓子を食べる、抹茶を点てる
茶道の所作を体験。お辞儀、歩き方、お茶碗の持ち方、飲み方等、青年部会員がそれぞれに小学生に付き、練習してもらいました。正座の状態からすっと立ち上がるのも、最初はぐらついたりしていましたが、飲み込みも早く何度か練習するとみんなで一斉に出来るようになり、一体感を感じられた様でした。

横二列になり、対面した相手に抹茶を点て合う。初めて茶筅を振るので、なかなか思うように泡がたたず苦労していました、動かし方を説明したり手本を見せたり、私達青年部も一緒になって 抹茶を点てるのをお手伝いしました。この時が、小学生が一番楽しそうにしていたのが印象的でした。点ててもらった抹茶を苦くて飲めない生徒がいましたが、頑張って飲み干したのを見た時はこちらも嬉しく「頑張ったね」と声かけをして笑顔になりました。
二碗目は、自分で点てた抹茶を自分で飲んでもらいました。希望者のみの予定でしたが
全員点てたいとの手が上がり喜ばしいかぎりでした。二回目は泡立てるコツも分かった様で、時間もかからずに上手に点てる生徒が多くみられました。

お互いに、亭主、客となり、もてなす側もてなされる側を経験して、少しでもお互いを思いやる心を学んでもらえたと思います。最後は総礼で、大きな声で「ありがとうございました」で締めさせてもらいました。

初めてお茶を体験する子供たちに、この機会をきっかけに、今後もやってみたいと思ってもらえたら、嬉しく思います。また、こういう行事を増やしていけたらと思いました。