東日本大震災チャリティ茶会(佐渡支部おけさ青年部)

東日本大震災チャリティ茶会
平成23年4月24日(日)
開催場所:佐渡市 安照寺
参加人数:参加者数計210名(青年部14名)
東日本大震災チャリティ茶会
行事内容
東日本大震災の被災者を支援するチャリティ茶会が佐渡支部主催で行われ、おけさ青年部は薄茶席を担当させていただきました。

急に決まった茶会であったため、復興への願いを込めた、被災地にちなんだ茶席のしつらえやお道具は先生方のお力をお借りし、少しでも被災者のお心の支えになればという思いを一碗に祈りを込めさせていただきました。

東日本大震災チャリティ茶会
所 感
安照寺の本堂に先生方・青年部が集まり、市橋参事のお話の後、被災し亡くなられた方のご冥福と早期復興を願い黙祷から茶会がはじまりました。
塩釜蒔絵のお棗・荒磯の水指などは被災地にちなんだものをそして、青年部会員でもある竹工芸の渡辺千明さんが作られた花入は、復興を出船にたとえた「舟」オブジェのランブ 「空歩(そら)への灯(ともしび)」は、上を向いて進んでいって欲しいと願いを込めて作られたそうです。
茶杓の銘は、おけさ青年部の今年の年間テーマでもある” 若き力 ”を 「和叶希力」に変えました。
私たちの力が少しでもみんなの為になり、希望を叶える力となって欲しいという願いを込めました。
床に掛けられた「和顔愛語」の朝比奈宗源老師のお軸は、「”顔”という字が”願”にも見えますね」と言っておられたお客様もいらしゃいました。
相手の立場をおもいやり、やわらかな表情でやさしい言葉で語りかけることが、生きていく中で一番大切なことだと、心にきざんだ茶会となりました。