正午の茶事研修会

正午の茶事研修会
平成28年7月9日(土)~10日(日)
開催場所:富山能楽堂、伏木コミュニティセンター
参加者数:計28名(青年部)

行事内容

7/9(土)
12:00  集合、準備開始
16:00  準備終了

7/10(日)
8:00  富山能楽堂
11:00 席入り、正午の茶事
15:00 終了
15:30 片付け
17:00 終了

所感

 今年の委員会行事は、茶道に関する知識をより身に付けようということで、正午の茶事にしました。私自身、正午の茶事に客として参加したことはありますが、おもてなし側として参加したことはなく、多くのことを学びたいと思いこのような行事を選択しました。
 正午の茶事をやろう!と決めたものの、最初はどうしたらよいか全く分からず悩みましたが、会員の皆様のアドバイスのおかげで、会場決め、役割分担、道具組みなどの準備を着々と進めていきました。

 会員で協力しながら準備を進め、いよいよ茶事研修の前日になりました。前日は、石川青年部の岡本温様に教えていただきながら、懐石料理の煮物椀、強肴、味噌汁、八寸を作りました。
 私は主に煮物椀の海老しんじょうを作りました。丸くてきれいな形を作るのが難しく、違う形になってしまわないか不安でしたが、蒸しあがった後の形はなんとか丸い形をしていたので安心しました。試食もしましたが、本当においしくてまた作ってみたいなと思いました。

 前日準備を無事に終え、当日を迎えました。今回の茶事は、7月7日が七夕ということで、七夕をテーマにしました。天の川や短冊のお菓子、笹桐蒔絵の薄器、葉蓋のお点前などお客様に七夕を連想させるようなしつらえを考えました。また、暑い時期なので、ガラスを用いたお道具を使うなど涼しさを感じられるようにしました。亭主一人で全てを行うのは負担がかかるので、お点前、お運び、水屋に役割分担しました。皆様がしっかりとその役割を果たしてくださったおかげで、順調に茶事を進めることができ、時間通りに終えることができました。

 終了後にお客様から「楽しかった!」「料理おいしかった!」など嬉しいお言葉をいただき、準備等大変でしたが、やって良かったなとつくづくと感じることができました。
 懐石料理のお運びを間違えたり、道具の名前を忘れたり反省すべき点はありましたが、この正午の茶事研修を通して実に様々なことを学べました。この経験を今後の青年部の活動に役立てていきたいと思います。