近畿第三ブロック- ~新たな絆~深める絆~繋げる絆

平成22年9月19日(日)~20日(月)
開催場所:兵庫県立淡路夢舞台国際会議場・ウエスティンホテル淡路

プログラム〈1日目〉

13:00~14:00
受付
13:00~15:00
茶会
15:00~16:30
研修会I
重要無形民俗文化財淡路人形浄瑠璃鑑賞(南淡中学校郷土芸能部)
16:30~17:00
開会
17:00~18:15
研修会II
2)総本部報告
2)各支部報告
19:00~20:30
懇親会
20:50~22:20
交流タイム

プログラム〈2日目〉

7:00~8:20
朝食・チェックアウト
8:20
朝礼
8:30~12:20
研修会III
1)全国委員会委員長 椿邦司氏助言/パネルディスカッション
2)業躰先生ご指導
12:20~
総本部総評
12:35~
閉会

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ブロック長 行松宏展


「おもてなしの心・思いやりの心」
CIMG1725.JPG9月19日~20日、兵庫県立淡路夢舞台国際会議場・ウエスティンホテル淡路で行われました近畿第三ブロック研修会に参加させていただきました。
一番強く感じたのは、おもてなしの心、思いやりの心です。
スタッフの皆さんが、参加された近畿第三ブロックの会員さん全員に細やかな心使いをされていたのがとても印象的でした。

受付でいただいた資料の中には近畿第三ブロック特製の名刺がありました。。
研修会のテーマは「新たな絆~深める絆~繋げる絆」ということで、この研修会でたくさんのご縁をいただいてほしい、というスタッフの皆さんの想いがひしひしと伝わってきました。
懇親会時に「コメント」入りの特製名刺をたくさんいただきました。コメントを書く欄があるから、もらった人は誰からもらったか、どんな想いでもらったか、後で読み返してもわかるんですよね。ステキでした。
部屋に入るとさりげない場所に「ようこそ近畿第三ブロック研修会へ」のメッセージが。荷物を置いたら見落とすところでした(^^;)
二次会は、部屋にいる全員が全員の名前が覚えられるようにと、楽しいゲームが企画されました。一度に20人以上の名前と顔を覚えました。それからはあっという間に場が和みました。

どの場所、どの場面でも相手を思いやる気持ちが溢れていて、とても心が温かくなりました。
今の時代に一番足りないものをたくさん感じさせてくれた、素敵な研修会でした。
素晴らしい研修内容の詳細は、参加した八名がしっかり報告してくれると信じています(^^)
近畿第三ブロックの皆さま、本当にありがとうございました。

富山支部富山東青年部 金川豊樹


今回、ブロック間交流に初めて参加させていただきました。
日程の都合で9月しか空いていなかったのですが、幸運なことに淡路島というこちらも初めて訪れる場所で、主催の近畿第3ブロックのブロック長、幹事長がLTの同期という本当に幸運が重なっておりました。
開催場所は建築家の安藤忠雄氏が設計された、兵庫県淡路夢舞台国際会議場、ウエスティンホテル淡路で起伏に富んだ広大な敷地に、瀬戸内海が一望可能という最高のシチュエーションの会場でした。
近畿第3ブロックは、先生方をはじめ、本当にアットホームでフレンドリーな皆さんで、二日間があっという間に過ぎてしまうほど楽しい時間を過ごさせていただきました。
懇親会では明石支部の先生方、青年部会員のみなさんと同席させていただきましたが、支部の先生方と青年部会員がとても親密な関係にあることがよくわかり、今回の研修テーマ「新たな絆~深める絆~繋げる絆」が既に実践されていることに大変感心しました。
また、先生方が各部屋に分かれた2次会まで参加されておられ随分遅い時間まで山手線ゲームに興じておられたのが驚きでした。
中には深夜まで交流を図られる先生もおられ、私服姿では先生なのか青年部会員なのかわからないような状況で、北陸信越ブロックにはない親子の関係に羨ましさを感じました。
翌日の朝の研修では、ブロック顧問の瀬戸口先生が中心となっての体操教室があり、翌日の深酒で疲れた参加者も眠気が払しょくされたようです。
朝一番に体操を取り入れるというのも、そのあとの研修を集中して聞くことができ、大変有効な手段と感じました。

他のブロックの研修会に参加させていただくというのも客観的に内容を見ることができ、本当に勉強になりました。
来年以降もブロック間交流が開催されるようでしたら、是非参加させていただきたいと思います。

このほか、見事な人形浄瑠璃やパネルディスカッション、高橋業躰先生の講習、懇親会でのサンバなど研修内容は盛りだくさんでしたが他の参加者から報告をいただくこととして、金川からは以上でございます。

長野県支部北信青年部 ブロック事務局 松木信治


茶道を通じた思いやり、あたたかな空間、「おもてなし」とは何かを考える2日間でした。
はじめての他ブロック間交流。遠方での研修で不安が一杯での参加でしたが、2日間を終えてみて、言葉にできない「あたたかさ」で自分が満たされている事に感謝しております。新潟から長野を経由して片道10時間のドライブでしたが、淡路島へ到着した時の景色の美しさ、そして遠方よりきた事を気遣ってくださる近畿第三ブロックの方々の心遣いに、疲れていた体も心地よく淡路の空気にとけ込んでゆくようでした。現代建築の巨匠安藤忠雄設計の会場とホテルで、美しい景色と斬新なデザインがまた刺激的でしたし、研修会の準備で忙しいはずの近畿ブロックの方が、ゆっくり茶室や研修会場を案内してくださるもてなしの気持に心もほぐれて感謝の連続でした。移動時間が長いためハードなスケジュールでの参加でしたが、一緒に参加したブロックの仲間といろんな話をしながらの遠距離はもう一つの楽しい経験でした。日本の違う景色の中でブロックの仲間とお茶を通じて過ごせる事。茶友とはなんて心を豊かにするものなのだろう、とあらためて茶道に出会えた事に感謝の2日間でした。淡路島でも行松ブロック長の笑顔は輝いていました。他ブロック間交流、、こんなに楽しくて有意義な企画だったんですね。参加させていただきありがとうございました。

福井支部越青年部 ブロック事務局 坪田 三和

近畿第三ブロック研修会に参加して

今回、他ブロック間交流にブロック事務局として初参加させて頂き心より感謝申し上げます。
多忙なブロック長の運転で本州から淡路島へ明石海峡大橋を渡り、気分も爽快!皆さんと一緒にお蔭様で楽しく過ごさせて頂きました。
気さくな明るい印象のブロックで、内容も会場も素晴らしく、心温まるおもてなしやユーモアたっぷりの見事な人形浄瑠璃と子供達の笑顔、親先生との交流や懇親会、同期のLTが指導し盛り上がったサンバと書ききれない程、盛り沢山でした。2日目もブロック長が北陸信越親善大使のごとくPRして下さったパネルディスカッション、高橋宗健業躰先生の人間味溢れたご講演と実技指導と、勉強になりあっという間に時が過ぎ、名残惜しく淡路の地を後にしました。
一番印象に残っている事は、心から楽しんでもらえるよう皆が輝いて、一所懸命取り組んでいるお姿でした。各所から伝わり、集まって出会えたことの感謝と幸せを本当に有難く、エネルギー源になりました。是非今後につなげ、皆様と絆を深めてまいりたいと思っております。

新潟支部とき青年部 阿部美栄子


近畿第三ブロック研修会に参加して

9月19・20日、近畿第三ブロックが淡路島にて行った研修会に参加させていただきました。
 私にとって初めての淡路島。お天気がよかったこともあり明石海峡大橋を渡っているとき、渡り終えて橋を見たとき、日本海とは違う穏やかな海と綺麗な橋の素晴らしい景色に感激、よい研修会のはじまりとなりました。
 会場は淡路夢舞台国際会議場とウェスティンホテル淡路。建築家の安藤忠雄さんが設計した趣の違う現代的なデザインの茶室が2棟。円形の屋根・円形の室内が印象的でした。
私たちが到着したときから最後まで、細やかなおもてなしを受けました。受付後の呈茶は会員手作りのクッキーと、会員が育てたハーブを使ったハーブテイー。本席のお菓子は、行松ブロック長が作られた栗きんとん、淡路島に因んだお道具組みで楽しませて頂きました。
 一日目の研修会では地元中学生による人形浄瑠璃を見せて頂きました。南淡中学校が開校と同時に郷土芸能部を創設し28年目、重要無形民族文化財「淡路人形浄瑠璃」の伝統をまもるため、先生・先輩たちとともに伝統文化の継承と発展に取り組み、今では人形・語り・三味線の全てを生徒達で上演し、地域の行事など島内での活動を大切にしながら県外・海外と年30回程の公演を各地で行い好評を得ているそうです。
私は、浄瑠璃を間近に見ることも初めてでした。生徒達が息を合わせて一生懸命に真剣に演じている姿に感動。私も茶道という日本の伝統文化を学んできましたが、入門したての頃の初心・真剣さを忘れていたのではと反省をする機会となりました。
その他、研修会の中で「支部報告」があり、支部の幹事長先生方が支部・育成委員と青年部に関係する行事を報告されていました。親子の関係が密に感じられました。また、多くの先生方が懇親会に参加されていましたが、その後の各部屋に分かれての交流会へも先生方がご一緒され会員と楽しく過ごされていて、先生方と青年部のよい関係が伺えました。
二日目は「これからの青年部を考える」というテーマに基づき椿全国委員会委員長・住岡中部中国ブロック長・行松ブロック長によるパネルディスカッションが行われました。自分のやりたい事業を考える、現会員を楽しませる行事を考える、新しいことを加えながら継続している事業を大切にするなど今後の青年部活動に参考となることをお聞きしました。
その後、高橋宗健業躰先生による実技指導は割稽古・講習と続き充実した二日間の研修を終えました。参加させていただきありがとうございました。

副ブロック長 加納聡子


新たな絆~深まる絆~繋げる絆
9月19日~20日 近畿第三ブロックの研修会に、北陸信越ブロックのメンバー9名で参加させていただきました。
 新たな絆~深まる絆~繋げる絆のテーマのもと、嬉しいことにテーマの通りの多くのご縁をいただきとても楽しく有意義な二日間を過ごさせていただきました。
他ブロックに参加させていただくと出会いや新しい発見があります。
 今回はおもてなしということを感じました。
多くのことがある中での、私達への心遣いに恐縮し、感心いたしました。 
 中学生による淡路人形浄瑠璃はとても立派ですばらしく、伝統を引き継ぐ意識の深さを感じました。
 那須理事の総本部報告の中に、歴代の先輩方は、礼儀正しくて、心配りができると社会からの高い評価を受けていたとお聞きしました。
自分達も裏千家茶道人であることの自覚と誇りを持ちたいと思いました。
 各支部の代表の先生方より、青年部会員数、行事内容、交流の状況、今後の活動予定などの報告があり、少しびっくりしました。
半数が先生方の参加で、着物で二次会にお付き合いいただけるのも新鮮でした。
 「これからの青年部を考える」のテーマで椿全国委員長、行松ブロック長、住岡ブロック長がパネラーとなりパネルディスカッションがありました。
それぞれご自分の思いを熱く語られ、青年部活動のヒントが沢山ありました。
北陸信越ブロックのみんなにも聞かせてあげたいと思いました。
話しの中で、研修チームのことも紹介されました。
大好きな研修チームが、色々な所で紹介いただけるのは、とても嬉しいことです。
 近畿第三ブロックの皆様ありがとうございました。

長野県支部 南信青年部 中坪睦代

近畿第三ブロック研修会に参加して
淡路島・淡路島・・・一度は行ってみたかったところなので、こんなチャンスを与えて下さったブロック長さま、どうもありがとう!
3連休の半ばということで、大渋滞を覚悟しながらの、ドライブ。
話が弾んで、遠い道のりも、とても楽しめました。
淡路大橋を渡って、海と大橋と飛び立っていく飛行機と、神戸の街並みを一遍に見たときの感動は何とも書き表せません。海のない長野県人にとっては、夢のような光景でした。
そして、うわさに聞くウエスティンホテルへ・・・素晴らしく広い。
近畿第三ブロックの方々に、ご接待いただき、楽しいひと時を過ごさせていただいた後、建築界の巨匠安藤忠雄の作ったお茶室を見学させていただき、ガラスをふんだんに使ったモダンなアート茶室。素晴らしいお庭。
その素晴らしい施設と、近畿第三ブロックの方の笑顔と気配りに、とても癒されました。
淡路人形浄瑠璃では、つぼを押さえた笑いと、人形の滑らかな動きに見入ってしまいました。
開会式での、ブロック長の武元さんの「自分の花(華)を咲かせましょう。学んで、感じて、その時々の自分の花を。」という言葉に、自分の花でいいんだーと元気をいただいた気がしました。
夜は、分科会のように各部屋に分かれ、ゲームを楽しみました。教授者先生もご一緒して、夜中まで、ゲームで盛りあがり、みんなで楽しめて良いと思いました。

2日目の3人のブロック長のパネルディスカッションでは、「裏千家のブランドを生かして、自分のやりたいことをやる」「不可能だと思えることでもチャレンジすること。
必ず共鳴してくれる人がいる」という力の湧いてくるお話から、「今の青年部は、『修練』と『奉仕』に偏りがちである」という耳の痛いお話まで、お聞かせいただき、自分の青年部を振り返ることができました。他の地域のブロック長さんのお話をお聞きできたので良かったです。
業躰先生の講習では、もてなしとは何か。亭主の心得も、客の心得も同じである。
ただ、立場が違うだけである。相手を読むように心がけたらわかる。という教えをいただきました。
空気を読めない私が、相手を読めるだろうか、ちょっと不安になった一瞬でした。
ともあれ、全行程が無理なくスムーズに進められ、良かったと思います。
そこかしこに、近畿第三ブロックの方の温かいもてなしの心を感じました。
帰りの道中も、本当に楽しく、この出会いに感謝したのでした。心が明るくなる、前向きになる、研修会でした。
良い出会い・良いつながりができたと思います。今回出会えた皆様、本当にありがとうございました。

高岡支部志貴野青年部  ブロック会計 安ヵ川英吏子

近畿第三ブロック研修会に参加して
9月19日~20日に近畿第三ブロックの研修会に参加させて頂きました。
初めて他ブロックへ研修させて頂くこと、初めて淡路に行けること、そして安藤忠夫氏が設計されたウエスティンホテル淡路に初めて宿泊できることなどなど、胸が躍る気持ちで毎日を過ごしておりました。また、研修会の二日間はとても晴天に恵まれ、瀬戸内海の潮風のように、清々しい気持ちで研修に臨ませて頂きました。

まず、到着してすぐに感じたのは、近畿第三ブロックのお一人お一人が気さくに声をかけてくださったことでした。少々不安もありましたので、温かい笑顔で私たちを和ませてくださったことがとても嬉しかったです。

研修会Ⅰでは、地元中学生による「淡路人形浄瑠璃」を鑑賞させて頂きました。人形の仕草や手の細やかな動きは、まるで人形が生きているかのように見えてしまうほどで、ついつい浄瑠璃の世界に引き込まれてしまいました。若い中学生の伝統文化を真剣に取り組まれている姿を拝見し、感銘を受けました。
研修会Ⅱの「各支部報告」では、支部の幹事長先生が支部・育成委員と青年部に関する行事を報告されました。
親子の交流は昼間のみに留まらず、懇親会では一緒にサンバを踊り、二次会の「山の手線ゲーム」にも参加され、先生方のエネルギーに驚かされました。親子の関係・信頼が深いことを知りました。
また翌日の研修会Ⅲの「全国委員会委員長 椿邦司氏助言」では、「丸の内 大茶会」企画運営された経緯をお話してくださいました。大規模な茶会の運営の裏側には、強いリーダーシップがあり、人を動かす原動力を教えらました。

一ヶ月後に北陸信越ブロック会員大会を予定しております。今回の研修会で得た多くのことを是非、活かしたいと強く思いました。改めて、この意義のある貴重な機会を与えて頂きました皆様に感謝申し上げます。そして、近畿第三ブロックの皆様、本当にお世話になりありがとうございました。
以上

高岡支部となみ野青年部 中島智恵子

“多くの言葉”
 ブロック間交流昨年に続き二度目の参加です。
昨年は、渋滞のため遅刻をしてしまったので、今年は前日からのスタートでした。
 最初に研修会の案内を頂いた時に研修会の目的が記載してありました。
ここで紹介させて頂きます。
1.総本部指導及び全国委員会委員長の助言を通じて考え方や視野を広げる。
2.青年茶人としての資質向上及び総本部行事・ブロック行事を含めた青年部活動への理解を深める。
3.業躰先生のご指導により、茶道の「道・学・実」を体系的に身につける。
4.参加者(ブロック役員・ブロック委員・ブロック出向員及びブロック内青年部正会員)とブロック顧問・ブロック相談役・青年部育成委員会の先生方との交流を深めると共に
親睦を図り、今後の連携に繋げる。
5.他ブロック正会員との交流を深めると共に親睦を図り、今後の活動の輪を広げる。
6.ブロック会員間の交流をより深め、情報交換し、今後のブロック活動の活性化に繋げる。
7.人形芝居の発祥地である淡路の伝統文化「淡路人形浄瑠璃」の鑑賞、及び伝統文化継承者である上演者南淡中学生生徒達との交流を図る。
 私は、研修会を開催する意味、会員大会を開催する目的をゼロに戻って感じたような気がします。
正に今回の研修会は7項目とも内容が思い出深く心に残りました。10月に会員大会を控えているので何点か参考にさせて頂くことが多々ありました。
 スケジュールの中に支部報告があり、私はてっきり各支部の青年部が活動報告をするのかと思っていましたが、支部の幹事長先生方が報告してらっしゃるので少し驚きました。そして二次会の先生方との名前を覚えながらのゲーム、とても先生を近くに感じる事ができとても楽しかったです。
 そして、今回の研修会に参加して多くの言葉を実感しました。テーマである
・ 新たな絆、深める絆、繋げる絆
・ 気持ちは一つ
・ 自分一人では何もできない
・ 一人一人の自覚
・ 心構えを持つ
・ 自分で何かを掴め
・ 道具は人としてみなす
これからの青年部活動に大切なことだと思いました。当青年部の会員にも行事に参加し、何かを沢山感じて欲しいと思います。単位青年部から県内へ、県内からブロックへ、ブロックから全国へ、沢山の出会いが青年部の宝物です。こんな出会いの場を与えてくれた行松ブロック長を始め皆様に感謝致します。ありがとうございました。
今後も交流が続く事を祈ります。
今回運転手を努めて頂いた金川様本当にお疲れ様でした。