茶道裏千家淡交会青年部北陸信越ブロック公式ホームページ

北陸信越ブロック　高岡青年部　本田　真梨

さわやかに晴れた１１月の京都、仲間との再会を楽しみに裏千家学園へ向かいました。これまで、全国代表者会議での呈茶に向けて、メーリングリストや電話によるやりとりを重ねてきました。午前中はお菓子担当の皆さんと一緒に、お店を訪ね、打ち合わせを行いました。

木戸崇夫常任理事より学校茶道の歴史と概要、今後の課題についてたくさんの例を挙げながら教えていただきました。その後、辻宗治先生には、青年部時代の活動、UIAでの取り組み、具体的なコミュニケーションの方法など、実際にご活躍され、さまざまな場面を経験さられた方ならではの講義をいただきました。日本の伝統文化を継承していくことは、国際社会で日本が生きていくために必要不可欠なことであり、茶道を学ぶことはその一端を担うことであるとおっしゃいました。その後、茶道会館にてICIのみなさまより呈茶をいただきました。外国人のみなさまが着物をお召しになって一生懸命稽古に励んでおられました。お茶がすきという共通点で出会えたことを素晴らしいことだと思いました。また、広く門戸を開く裏千家の可能性も感じました。

染山宗江先生の講義では、私をリーダーシップトレーナー出向員として送り出してくださった先輩、親先生、支部へ改めての感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、一生懸命に稽古に励もうと思いました。皆様にいただいたたくさんの学びをいかしたいと思います。

たくさんの素晴らしい経験をさせていただき、心から嬉しく幸せに思います。次回の第6回研修である、全国代表者会議呈茶に向けて、仲間全員で力を合わせ、皆様に喜んでいただけるよう精進したいと思います。