みどりの絆プロジェクト 参加報告(行松)

行松宏展(みどりの絆プロジェクト

行松宏展

平成24年2月27日~3月1日まで、石川菓業青年会と茶道裏千家淡交会青年部北陸信越ブロックとの初コラボ・東北支援事業「みどりの絆プロジェクト」が行われました。

岩手県宮古市は石川菓子業青年会の方々と昨年6月にお菓子作り教室をさせていただいて以来3回目の訪問でしたが、今回は地元の茶道裏千家淡交会青年部北陸信越ブロック8名の仲間と一緒に、お菓子作り教室の後、呈茶もさせていただきました。
初めは4人だった支援が2回目には8人になり、さらに今回は22人になりました。
22名で保育所、児童館、仮設住宅サポートセンター、高校などを訪問いたしました。
訪問先で東北の皆様からたくさんの笑顔や想いや感謝の気持ちをいただき、心がとっても温かくなりました。と同時にたくさんの元気ややる気や勇気をいただきました。
お茶ってすごい、お菓子ってすごい、と感じました。

東北支援をさせていただくようになって、私の人生は大きく変わりました。
何かをさせていただこうと思って毎回お伺いしているのに、いただくものの方が多いと感じています。
「幸せは求めるものではなく気付くもの」
東北に行けばいくほど強く強く心に響いてきます。
生きていること、仕事ができること、家族が周りにいてくれること、すべてが幸せだと感じられるようになりました。
周りに起きる出来事すべてに感謝できるようになりました。

東北復興はまだまだ始まったばかりです。
気仙沼や南三陸はまだ何も変わっていません。
一年近く経つのに当時のまま、壊れた車や家や船が置かれたままなのです。
東北の現状をいろんな人にお話しさせていただき、もっともっと支援の輪を広げていきたいと思います。
【長い人生、ほんの少しだけ無理して、東北支援に行ってみませんか。】
長く温かい支援をこれからも続けていきたいと思います。

行松宏展

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