第7期研修チーム第1回研修会

平成27年3月8日(日)
開催場所:富山県富山市 いこいの村『磯破風』
参加者数:24名

行事内容

9:00~10:30
研修プログラム(1) 3分間スピーチ
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10:45~12:00
研修プログラム(2) 巻紙の書き方講習
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12:10~12:30
閉会、解散

所感

ブロック研修会の2日目に第7期研修チーム 第1回研修会が開催され、ブロック研修チーム 26名中23名の出席がありました。
ご担当の行松さんから、事前に3分間スピーチと巻紙講習の際の発表内容を考えてくるようにとのご案内のおかげもあり、時間通りに工程を終えることができました。
3分間スピーチでは、村井さんと五味さんが傍聴にいらっしゃる中、皆さんの茶道に対する溢れる思いや研修チームに対する意気込みが伝わるスピーチで、私も一層がんばらねばならないとの思いがひしひしと湧いてきました。
巻紙講習では、実際に巻紙でのやりとりをよくなさっている行松さんならではの、本などには書いていない細かいポイントなどを聴くことができ、巻紙を書いたことがある人、ない人に関わらず、大変勉強になったと思います。
また、見本として行松さんが書かれたものやいただいた巻紙が展示してあり、大変参考になりました。中には坐忘斎お家元からの巻紙もあり、巻紙の大切さと巻紙が持つ特別な感じを改めて実感しました。
前日の懇親会と行松さんのお人柄で、和やかな雰囲気の中にも、よい緊張感のある第1回研修会でした。
この研修チームでやってみたいことを必ずスピーチに盛りこむこととのご指示があり、行松さんが来年の研修会の参考にするとのことでしたが、海外を含めた地域の人たちとの交流に関する行事、お料理やお菓子作り、お道具作り、茶花についてなど、いろいろな意見が出ました。まとめるのに困るとおっしゃっるほど、いろいろな意見が出ましたので、来年の研修会がどんなものになるか、今から楽しみです。個人的には、海外の人となにか交流を持てたら楽しそうだなと思いました。

Report

新潟青年部 磯部寛子

この度、第7期研修チームの機会をいただき、第1回目研修に参加して参りました。
始めにブロックの役員方によるお茶席がありました。緊張しながらも席入りすると、迎えてくれたのは「白珪尚可磨」のお軸。この言葉は私にとって特別なものでしたので、今回この場で出会えたのには何か意味があるような気がしました。心をまっさらにしてこれから新たな気持ちで2年間がんばりなさい、とお軸に背中を押してもらった気がします。

お茶席で気持ちを新たにした後は、裏千家淡交会青年部についての講義を拝聴しました。青年部だからこそできる多くの方々との出会いや、頂くことのできるたくさんの機会に改めて感謝し、今自分がここで研修させていただくことの意味を考えるよい時間となりました。また、先輩方のお話をお聞きしてこれからやってみたいことなどに夢が膨らみました。その後体験型の五感を使ったクイズが行われ、楽しみながら知識も深めることができました。

2日目は3分間スピーチと巻紙講習がありました。事前に「自分がお茶を始めたきっかけ」と「この2年間研修チームでやってみたいこと」を盛り込むように言われていたので、今回のスピーチを考えるにあたり今までの自分とお茶とのかかわりを振り返り、見つめ直すよい機会となりました。研修チームの皆さんの個性あふれるスピーチをお聞きして、お茶への熱い志に大変刺激を受けました。

最後にお別れする頃には、次に皆さんとお会いできるのがとても楽しみになっていました。
このような機会を与えてくださった皆様に感謝いたします。これから2年間、振り返った時に「頑張った!」と思えるよう、また学ばせていただいたことを未来に恩返しできるよう、毎回毎回の研修を大切に精一杯取り組みたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

高岡青年部 浅井美沙希

「泊まりがけで2日間のお茶の研修」と最初に聞いたときには、一体どんなことをするのだろうと想像がつきませんでした。しかし実際に参加してみると、内容が濃くとても多くのことを学べる貴重な機会をいただけたと思います。

1日目は青年部の成り立ちなどを学びました。青年部の活動に関わり始めて日の浅い私にとっては、初めて知ることばかりでした。
その後はチーム対抗形式で茶道に関わる物の価値を見分けるクイズに参加しました。量産品と一点物、本物と偽物、高級品と安物。見分けることができたら…と普段から思っていただけに、五感を使って体感しつつ専門的な知識を持った方が違いを説明してくださるというこの企画は大変興味深く勉強になりました。

2日目は3分間スピーチと巻紙の講習を受けました。人前で話すことにそれほど抵抗はないつもりでしたが、いざスピーチを始めると緊張で声が上ずり、その難しさを実感させられました。また、巻紙についてもたくさんの決まりごとを守りながら毛筆(筆ペンですが)で文字を綴るというのは、大変ながらも楽しいひとときでした。
他にも互いに親睦が深まるような企画が盛りだくさんで、とても充実した二日間となりました。
今後も宗家研修等が控えていますが、研修チームの皆さんたちと一緒に学びを深めていけたらと思います。

石川青年部 宮下絵里

これから2年間、どんな人と出会い、どんな経験をして、自分がどれだけ成長できるのかと不安な気持ちでいっぱいの2日間でしたが、ふり返るとあっという間でした。

1日目は役員の方のお話に続き「一流青年茶人格付けチェック」など趣向を凝らした企画が用意されていて、緊張しながらも楽しむことが出来ました。
2日目は懸念していた3分間スピーチと巻紙講習でした。3分間スピーチでは話す内容や話し方など研修チームの皆さんのスピーチが素晴らしくて、圧倒されてしまいました。私は頭が真っ白になってしまい、話そうと考えていたことを上手くまとめて話すことが出来なくて少し残念でした。スピーチでは内容はもちろんのこと、声の大きさや態度、目線の配り方なども大切だと思いました。皆さんのお茶を始めたきっかけや思いなどを聞くことが出来て良い刺激になりました。

巻紙講習では、書く内容を用意していたにもかかわらず時間が足りなくなり焦ってしまいましたが、なんとか仕上げることが出来ました。初体験の巻紙で、書き方のルールや巻き方など今まで知らなかったことを学ぶことが出来てとても勉強になりました。巻紙では普段書いている手紙やハガキ以上に相手への心配りが必要だと感じました。これからは学んだことを活かして、先生へのお手紙なども積極的に巻紙で書いてみようと思います。

2日間ありがとうございました。これからも感謝の気持ちを忘れず「ちょっとだけ前のめり」で頑張りたいと思います。

長野県青年部 深澤亜矢

「研修チームは楽しい事しかないから!」参加された先輩方の話を聞けたことがきっかけで、今回私も研修チームに参加させていただくことになりました。
到着してすぐにいただいた呈茶で、『これから』という菓子名やお茶杓の『シェイクハンド』という銘、その他いたるところに込められたブロックの先輩方の気持ちに感動しつつ、これから研修チームで色んな人と出会い、色々な経験が出来るんだなぁとわくわくしながら研修を始めることが出来ました。

研修は何をするのだろう…とドキドキしながら臨みましたが、まず始めに『青年部』について改めて知ることが出来ましたし、見る・嗅ぐ・聞く・味わう・触れるの五感を使い、お茶に関わる道具など正しい物がどちらかを当てる『県対抗格付けチェック』をしたりと終始楽しく学べることばかりでした。お茶でこんなに楽しい事が出来るのだと、先輩達のアイディアに感激しきりでした。

講習は巻紙について学び、実際に書いて送ることでした。普段では絶対に書くことがなかったであろう巻紙ですが、これを機会にまた挑戦したいです。
3分間スピーチでは自己紹介ややってみたいことなどを話しました。皆さん個性豊かで、やりたい事もそれぞれあって!とても楽しい研修チームになりそうです。

この貴重な機会をいただけた事と出会いに感謝しつつ、思いきり楽しんで色んなことを学べたらいいなと思います。2年間よろしくお願いいたします。

福井青年部 上野深雪

ブロック研修…前から何度か聞いたことのある言葉。まさか自分がその研修に参加することになるとは、思ってもみませんでした。
始めは気楽に構えていましたが、3分間スピーチして巻紙でお手紙を書いて…と聞いて急に緊張し、又何をしゃべろうかお手紙どうしようかと心配になってきました。そして、あれよあれよと考えているうちに月日は流れて当日になりました。

3分間スピーチはみなさんすごく話が上手くて、なぜお茶を始めたかやその人の人物像など聞き惚れてしまうくらいでした。私はと言うとみなさんにアドバイスを頂いて、ゆっくりしゃべれば大丈夫だよと言われて実践してみましたが、3分にみたず…。時間が余ったら語ろうと思っていた好きな芸能人について語らさせて頂きました。それはそれは久しぶりの緊張感でした。
余談ですが、前日の懇親会で行松さんがこれでもかーっと言うくらいみんなの名前を覚えさせてくれてので、より一層みなさんに親近感が沸きました!!

巻紙でのお手紙はいつか書いてみたいと本気で思っていたので夢が叶いました。そして巻紙が思った以上にお高かったことや、巻き方が違えば果たし状になってしまうことなど、ためになることからクスッと笑えることなど楽しく勉強させて頂きました。お手紙の方は下書きをしていたので時間内に終わることができました。これを機に巻紙でお手紙デビューをしたいと思いました。
最後になりましたが、この研修(巻紙でお手紙)をみんなに広めたいと思いました。