第53回北陸信越ブロック会員大会

 

テーマ:Happiness ~万葉から令和へ~

行事名  第53回北陸信越ブロック会員大会
開催日  令和3年6月13日(日) 8:10 ~ 16:30
開催場所 チューリップ四季彩館(式典、薄茶席) 千光寺(薄茶席)
参加者数 青年部 194名、その他 45名   計239名
講師   第16代 小原治五右衛門
主管青年部 高岡青年部

行事内容

北陸信越ブロック5県で毎年持ち回りで行われている行事で、
ブロック内10青年部の均衡と会員間の融和を図ることを目的としています。

大会テーマ「Happiness ~万葉から令和へ~」のもと、薄茶席2席、点心席、式典、講演会を開催いたしました。
【千光寺の薄茶席】では、床に千光寺所蔵の曼陀羅図を掛け、大会記念品の「すずがみ」を銘々皿に使い、四部屋の和室を空間を広く保ち、厳かな雰囲気での設えとなりました。

【チューリップ四季彩館の薄茶席】では、入り口に砺波地方で開催されております「夜高祭り」の小行燈を飾り、砺波地域の文化に触れていただき、茶席の奥には竹林を設え爽やかな創作的な設えといしました。

【点心席】では、地産地消にこだわり、砺波の郷土料理や富山県を代表する食材を集めた弁当を堪能いただきました。

【式典】では、ハイブリッド開催として県外参加の総本部、県外のご来賓をはじめ、ブロック役員の挨拶等は、オンラインでの画面上となりました。

【講演会】では、「漆 ~その伝統と未来から」と題し、一子相伝で継承される「城端蒔絵」の第十六代小原治五右衛門氏に地元城端の四季の移ろいの美しさと歴史伝統を大切に、自身の作品に反映されていること、更に伝統からの脱皮しチャレンジされている自身の経験をもとに講演いただきました。

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所感

実行委員会を立ち上げて3年前に思い描いた大会とは、大きく変わってしまった形の大会となりましたが。このコロナ禍「今、出来ること」を最大限に青年部らしく失敗を恐れず、チャレンジ精神のもと、初の試みのハイブリッド開催となりました。

zoomとYouTubeを併用し、基本的にはYouTubeでの視聴として、オンライン環境に問題が起こっても再視聴し易い参加方法に心がけました。何分、不慣れな運営にご参加者の皆様にはご不便をお掛けした点が多々あったかと思います。

特にオンライン参加者の皆様には。画像の粗い、音声が聞き取りにくいなどご不満のお声もお聞きしております。

しかし、画面上ではテロップを挿入したり、ワイプ機能を活用し、画面上に小窓を設けたり、視聴者に観やすくする工夫には賞賛をえた点もありました。

もう一つのチャレンジとして、次代の人材を育成するために、2席とも副部長が人生初の席主としてチャレンジしました。2人とも大変緊張しておりましたが、お客様からは初々しい中にも、堂々とされており青年部らしさの清々しい感じがして良かったと過分なお褒めのお言葉も頂きました。

大会では、青年部会員が結集しチャレンジすることにより、無限の可能性があることを強く感じました。最後に、今大会に関わっていただいた皆様には心より感謝申し上げます。次回大会には、今後更なる可能性に期待し、全力で引き継ぎたく思います。