令和2年7月4日(土)13:30~15:30
開催場所:Web会議(zoom使用)
講師:寺島正浩 氏
参加対象者:26名
Report
新潟青年部 大川みなみさん
電波に不安がありつつも課題に追われる学生らしく、駅の端っこのカフェから寺島さんの着物講座に参加しました。駅ナカの洋服屋さんをみると、すでに夏物はセールが始まり、早いお店は秋服が並んでいます。やはり“おしゃれの基本は先取り”なのでしょうか。
京都にはふらっと入れる着物屋・古着屋さんがたくさんあり、友達と即席でコーディネートを考えてプレゼントしたり、なんでも無い日に浴衣を着たり、羽織や小物を洋服と合わせたり、、、こっちに来ていろんな着物の楽しみ方を見つけました。そのおかげなのか、お稽古になるべく着物で行くようになったり、お出掛けコーデの選択肢に着物が入るようになりました。遊びやおしゃれのアレンジは思いつきますが、“ちゃんと着る”ことを知りたくて、今回の講座がとても楽しみでした。
着方や仕立て方のこと、家紋のこと、小紋や文様のこと、オンラインですが実物を映しながらの解説は、実際に着付けをしてどこかに(あわよくば茶会に、、、)出掛けたくなる講座でした。なかでも、
「帯と小物はひと月早く結んでok」は印象に残りました。そのままの意味ですが、五月には夏帯、九月の単衣には袷の帯を合わせることで季節を先取りできるということです。気候に合わせて自然とそうなるかもしれませんが、“知っているからできる”おしゃれでもあるなと思いました。
着物は洋服以上に色や柄、文様の意味やどこに行くか誰に会うか、どんな席でどんな趣向で、、、、、様々な意味を含ませた着方ができるからこそ、“ちゃんと着る”ことを学んで素敵な着こなしができるようになりたいと思う研修でした。
高岡青年部 加門久征さん
第5回の研修会はオンラインにて実施いただきました。
テーマは「着こなしのためのルール」で、寺島呉服店の寺島正浩先生が講師を務められ、着物の着こなし方や時期やイベントに応じてどのような着物を選ぶべきかを教えていただきました。
女性の着物の知識については、これまでに特に必要になることもなかったので、今回の講義は新鮮な気持ちで学ぶことができました。
着物には格式の軽重があり、着物と帯の組み合わせも決まりがあるそうです。
茶道での使用では、茶会が初釜かどうか、プライベートなものか、季節はどうかと、男性も考えるべきところはあるものの、女性の着物の華やかさはこういった配慮に支えられているのだなと感じました。
オンライン形式での研修は前回同様ということで受講の段取りの不安は特になく、講師の寺島先生もパソコンとスマホのダブルログイン、デバイス二刀流で、座学でしっかり教えつつ、着物をあらかじめ用意してスマホのカメラを通して実物を見せるという工夫をされていました。
新型コロナウイルスの影響で集まって研修というのも悩ましい現状ではありますが、制限の中でも最大限のできることを模索し実行される北陸信越地区ブロック役員の皆様に感謝申し上げます。
今回の研修を通してまた着物を着たい、お茶会に参加したい気持ちが強まりました。
オンライン研修にて久々にブロック役員の方々、研修チームの皆様とお会いできて楽しかったですが、オフラインでも皆様に再会できる日が早く来ることをお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
石川南青年部 中馬このみさん
第4回目の研修会に引き続き、今回もZoomを活用して第5回目の研修会が行なわれました。今回は講師の寺島正浩先生から着物について教わりました。
今までお茶のお道具の歴史については調べたことがありましたが、着物については深くお勉強したことがなかったので始まる前からわくわくしていました。
着物と帯の合わせ方や家紋の種類や意味、着物の柄、時期などを実際の着物の映像とともに教えてくださり聞いていて楽しくてあっという間の2時間でした。知らなかったことも多く、着物についてももっとお勉強していきたいと思いました。家にある着物も教わったことを意識しながら改めて整理してみようと思います。しばらくは家で過ごす時間が多いと思うのでこの機会に柄の意味を覚えて、自分の好きな柄の着物や帯を探して季節を更に楽しんでみようと思います。
茶道のことを知れば知るほど覚えたいことがたくさんあって本当に奥深いなと改めて感じました。
分かりやすい資料とともに丁寧な解説をしていただいた講師の寺島正浩先生、Zoomでの研修会を準備してくださった役員の皆さまに感謝申し上げます。コロナウイルスの影響でいろいろな行事が中止や延期になり、研修チームの皆さんとも会えないなぁと感じていたときにZoomで研修会が開催されると知って、とっても嬉しかったです。本当にありがとうございました。
福井青年部 奥出江里さん
第5回研修会はオンラインでの講義でした。今年の研修はどうなるのだろうと心配に思っていましたが、画面越しではありますがみなさんのお元気そうな姿をみることができ、少し寂しさを感じつつもとても安心いたしました。
私は自分で着物の書籍など集めるほど着物が好きなので、今回の研修は大変楽しみにしていました。まずは講義冒頭の生着替えに驚きましたが、なかなか男性の着付けについて見聞きする機会はないので、興味深く拝見しました。
また着物の生地や帯の織の質感など、実際の商品を見せて頂きながらの講義はとても分かりやすく、普段着物を近距離で拝見する機会はなかなかない少ないですが、カメラを商品に近づけてくださって間近で拝見できたのはとてもありがたかったです。柄や紋についても詳しく教えて頂き、講義のあとで自分のタンスをあけて色々と着物を見比べるのも、また楽しい時間となりました。
コロナの影響はまだまだ続いておりますが、また研修チームの皆さんと一緒に語らい、お茶をいただける日を楽しみにしております。