富山青年部60周年記念茶会

行事名  富山青年部60周年記念茶会
開催日  令和5年11月3日(金)9:30~15:00
開催場所 富山能楽堂
参加者数 青年部会員13名、OBOG5名、かなくれ会5名、客157名

行事内容

富山青年部は創立から60年の節目を迎え、令和5年11月3日(金)に富山能楽堂において60周年記念茶会を開催しました。茶会は薄茶席で、床には坐忘斎御家元お筆の「寿山青不老」、もう一つの床には鵬雲斎大宗匠お筆の「一碗以平和」を掛け、お花は壇香梅、白玉、西王母を生けました。お菓子は末富のきんとんで、銘は「錦秋」。ご来場いただいたお客様には、60周年の記念誌とお土産をお渡ししました。

また、特別企画として、地元富山の窯元である越中瀬戸焼かなくれ会の作品展示会も同時開催し、かなくれ会の作家7名の作品が一堂に会しました。お客様には、茶席に入るまでの待ち時間や茶席の後に、作品をゆっくりとご覧になっていただき、かなくれ会の方たちとの交流を深めていただきました。

所感

この日は秋晴れの好天に恵まれ、多くのお客様にご来場いただきました。富山青年部ではお茶に触れたことのない方にもお茶を知っていただく活動に取り組んでおり、そのご縁を祈念して茶会のテーマは「友」とし、これまでのご縁が由来となったお道具や「友」にちなんだお道具で茶席を設えました。また、古来より炉開きの際に揃えると縁起が良いとされる織部、伊部、瓢の「三部」を揃えたほか、60周年ということで還暦(華甲)にちなみ蟹があしらわれたお道具を取り入れるなどおめでたい趣向とし、60周年記念に相応しいお席となったのではないかと思います。