作陶体験(第1回、第2回)

行事名  作陶体験(第1回、第2回)
開催日  第1回:令和5年7月23日(日)、第2回:9月10日(日)
開催場所 越中瀬戸焼 千寿窯
参加者数 第1回:青年部会員8名、その他2名、第2回:青年部会員5名、その他2名

行事内容

11月3日に開催予定の富山青年部60周年記念茶会において、会員で作成した茶碗を数茶碗として使用することを計画しており、必要数を揃えるために計2回の作陶体験を開催しました。越中瀬戸焼千寿窯の吉野香岳先生のご指導のもと、第1回は令和5年7月23日(日)、第2回は令和5年9月10日(日)に実施しました。

作陶は手捻りの手法で行い、午前中は作成したい茶碗の形に粘土を成形しました。午後から乾燥させておいた作品を慎重に少しずつ削りながら、各自が思い描いた形に近づけていく作業を行いました。10月に登り窯で作品を焼成していただくのも今回の作陶体験での大きな特徴です。

所感

今回の作陶体験の作品は、60周年記念茶会で数茶碗として使用するため、ある程度の数が必要となります。第1回は8名の会員と2名の会員のお子さんにご参加いただき、第2回は5名の会員と1名の卒業会員と1名の会員のお子さんにご参加いただきました。

60周年記念茶会でお披露目するという目的があることから、心に思い描いた形に仕上げるため、みなさん作品作りに集中していました。無心で粘土を形成する作業をしていると余計な思考が排除されてとてもリラックスできるため、参加者からは毎月、作陶したいという声もありました。作陶体験は自分の作品を焼いて残すことができるだけでなく、こうした副次的な効果があるため、参加者からは毎回、好評のお声をいただいている行事です。

そして、第1回及び第2回の昼食は、吉野香岳先生のお母様が手打ちされた蕎麦をいただきました。蕎麦の香が立って、細く均等に揃えられた太さの蕎麦は、喉越しがとても心地よく、大変美味しくいただきました。大盛りだったにもかかわらず、お替わりしている会員が何人もいました。いずれの日も、心もお腹も大満足の1日となりました。