「みどりの絆プロジェクト」
東北支援ボランティアに参加して
堀井 智加子
中越沖地震から今年で5年、
はじめはまだ悲惨な現実を見たくないという
正直、複雑な思いで参加しました。
家の基礎だけが残る寒々とした光景、
一方でその日のまま取り壊される事もなく残る建物とがれきの山。
全てが現実であり
移動のバスが走っても走っても災害の爪痕は痛々しく
無情な光景を目の当たりにし胸がいっぱいになりました。
しかしながらそんな現実の中で
子供達の本当に無邪気な笑顔に出会えたこと
前向きに生きようとする皆さんの気持ちに触れられたこと
こんな状況の中でも今を元気に生きる人々に勇気を頂き
人が人を思いやること
人と人のつながり「絆」を
「心」で感じることができました。
支援というと大ごとな感じがしますが
思い続ける事が一歩前へ踏み出す力になるような気がします。
「支援は私援になる」というブロック長の言葉通り
私にとって自分自身が背中を押された1泊4日でした。
皆さんも東北へ「心」を届けに行きませんか?
堀井智加子